2010年07月28日
延滞税って何?
税金の納期限に遅れて払うと延滞税が通知されますが、これって何でしょう?
延滞税は利息のようなものです。詳しく説明しましょう。
1. 更正処分あるいは修正申告した場合に発生します。
例えば平成18年3月期の修正申告を平成21年9月30日に提出して、増えた税金を同日に納付した場合、最初の納期限から既に3年4月が経過しています。このままその期間に利率を適用するとびっくりするような金額になりますが、安心して下さい。政策的配慮で軽減するようになっています。
このことを除算期間といいます。
2. 納付の日が法定納期限から1年を超えている場合
各納期限から1年間プラス修正申告の日から2カ月までは4.5%(上記の例でいうと1年間と4か月は4.5%)
2か月を超えた日までは14.6%(上記の例でいうと10月30日に納付すれば1か月分は14.6%となる)
3. .納付の日が法定納期限から1年未満の場合(例えば、平成21年3月期の修正申告を平成21年9月30日に提出した。)
法定納期限の翌日から修正申告の2カ月後までは4.5%
修正申告の2カ月を超えた時は14.6%
4.ただし、この除算期間は重加算税対象期には適用されません。
重加算税の場合は2か月間は4.5%ですが残りの期間は14.6%というサラ金並の高利息になります。重加算税がかかるか、かからないかで利息の面でも大差が生じます。
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